ゆるキャン△ツーリング輝北 4バック・5800テストライド
今回は土日で輝北上場公園キャンプ場まで新しく導入した装備のテストも兼ねてキャンプツーリングに行ってきました。
昼過ぎに茶輪子を出て桜島フェリーに乗り桜島へ渡ります。桜島に渡ったらローソンかファミマで補給をします。(以降は小さい商店と道の駅のみ)
今回公園の水道が凍っていてトイレ・水場が使えないということで前もって自炊用の水を1.6L(夜のカップラーメン+朝食米1合と味噌汁・コーヒー分)と携行トイレを積んでいきました。桜島をぐるっと回る中で気温が低いため絶景に何度も出会います。桜島の付け根部分で国道220を道の駅垂水を目指し牛根大橋方面へ直進し道の駅垂水へ。
キャンプ場のシャワーも凍結のため使えないので温泉につかりゆっくりしてから牛根峠へ、序盤と頂上付近はそれなりに急坂がありましたがなんとかパスし頂上の看板に従い上場公園に向けた林道にはいって公園へ、若干路面が荒れています。
ここで道を間違え別の森のキャンプ場へ降りてしまい1時間半近くタイムロス・15%近い激坂を登ることに、途中牛舎や鶏舎を横目に月明かりと満点の星空の下を走る。予定より遅れて公園に着き設営を済ませた後に輝北天球館へ行き天体観測会に参加して65cm望遠鏡で星と月を見てきました。月が出ている日だったため星のコンディションは微妙でしたが月は見頃で綺麗な写真を撮ってもらえました。これから行く人へのアドバイスとして天球館は一切暖房無し望遠鏡室は外気と同じなので徹底した防寒が必要です。時間的に余裕がなく下のダウンを履かずに準備が中途半端な状態で行ってガタガタ震えながら観測をしてきました。(外気温0℃)風が少しあったため体感は氷点下でした。
テントに戻りゆっくり夕飯作る事が出来ず急いでお湯を沸かしカップラーメンとホットウイスキーを準備しシュラフに入りながら流し込んでやっと震えはおさまりました。(なにもゆるくない)その後は雲が出てきて写真を撮るコンディションが悪くそのまま就寝。
朝5時頃テントを雨が叩く音で目が覚める。予想より少し早い雨、まだ眠かったので8時前まで再度寝る。朝には雨が上がりのんびり朝食を作る余裕もあり朝霧が立ち込め幻想的な風景の中朝食を取った。
その後は撤収作業を行い下山し桜島を来た方とは逆の黒姫周りで帰っていく。途中観光スポットとして埋没鳥居があります。白浜温泉に寄って汗を流しフェリーまではのんびり流しつつ走りフェリーに乗って帰りました。
コース全体の感じとしては牛根峠の一部の急坂を除けば交通量も少なくのんびり走りやすい印象です、全行程80km以下、一日最大40km程度(3~4時間程度)と距離も程よい上、キャンプ場は貸テントやバンガローもあるため通常営業時なら食料のみでも泊まることができるようなので初めてのキャンプツーリングにもおすすめできるスポットの一つだと思います。他には川辺や吹上浜キャンプ場などアクセスしやすく利用者の多いキャンプ場もありますが景色はこっちが一番だと感じました。ただし冬場は平然と氷点下下まで下がるので対策していってください。自分は夏用ダウンシュラフisuka air130x montbell アルパインダウンハガー#7)2枚重ねと上下ダウン着て対策しました。カイロもおすすめ。(テントの写真は忘れました)。
ここからは機材レビュー的な事を
今回フロントキャリア(タイオガのフロントキャリアとvivaのフロントダボアダプター)を付けサイドバック前後合わせて4バック仕様でいってきました。カーボンモデルで4バックしている人は聞いたことも記事で読んだこともないので前例がほぼ無いと思って試しにやってみました。結果としては重量分散も容易になり走行の安定性が増し走りやすかった印象でした。カーボンモデルでのキャリア使用は自己責任な部分がありますがアルミモデルをツーリングに利用する事に関して4バック仕様は非常にオススメできる積載構成だと感じました。ただしキャリア装着による振動吸収性の悪化があるためタイヤは25Cないし28Cであったほうが望ましいかなという感じでした。バックの構成としてはフロント8L*2とリア15L*2の46Lでしたがリア15Lは全く必要ないと感じ今後10Lに付け替える方針で行こうと思います。フロント8Lはモンベルのサイドバック旧モデルが8Lであったためですが10L*4が長期間ツーリングするならベストかもしれません。
積載内容はフロントにシュラフ・マット・着替えを積んでリアに自炊具・水・カメラ機材類・テントでした。キャリア天板にテントを積むような形でもバランス的には良いでしょう。
そして今更感ありますが11速化したので少しレビューを
結論から言うと、まだ10速の人は今すぐ11速化しましょう。フロントの変速ストレスが無いのは試乗してわかってはいましたが長距離自分の機材として使用するのは初めてだったので終盤のアップダウンで10速比フロント変速の劇的な軽さを感じ、普段使いなら電動いらないんじゃないかと感じるぐらい軽いです。(レースで1秒削ぎ落とすなら電動の絶対的有意性はありますが)スプロケは105の12-25と11-28をニコイチした12-28仕様でしたが変速のストレスはほぼ感じず。(ミックスした部分変速が僅かに決まりにくいです、レースシーンでは非推奨)上位モデルが軽いのは当たり前ですが価格を考えると圧倒的コストパフォーマンスを感じ電動化した時以来の感動でした。
おまけ
ご飯の炊き方・バーナー一つで熱々の朝食を
ご飯を研いでバーナーにかけます、ここではじめちょろりょろ後パッパ赤子が泣いても蓋取るなといった呪文があったりしますが、自分は旅先で教わった独自の方法で炊いてます。
水の量を気持ち多くして蓋を半開きにして強火で水が米の表面すれすれに来るまで加熱・その後蓋をして弱火でしばらく、おこげが好きなら匂いがするまで加熱しましょう。
ご飯をバーナーから下ろし別のコッヘルでお湯を沸かしている間に蒸らしを行います。
お湯が湧いたら蓋を開けた缶詰をバーナーに載せ加熱、これで味噌汁を入れコーヒーを淹れている間におかずも温まります。食べてる途中味噌汁が冷えたと思ったらガスをケチらずバーナーで温めましょう。快適な食事がとれます。