あけましておめでとうございます!!
加藤です
年末年始でツーリング行ってきたので報告します。
今回、次の南米ツーリングの予行練習として鹿児島県三島村の硫黄島、黒島で年を越しました。
三島村について
竹島、硫黄島、黒島の三島からなり、人口は三島合わせて400人足らず。
今回行った硫黄島、黒島は島に一つしか店がなく、しかもその店も年末年始休業。島に渡るフェリーみしまも年始3日間は休航。三島村で生き延びるためには食料を数日分積んでいかなければならない。
風呂は硫黄島に天然温泉が一つあるだけ。
水道もあるかどうか分からない。
まさに限界キャンプ‼
それでは…レッツ‼
12月30日 1日目
フェリーみしまで4時間、硫黄島に上陸‼
とりあえずお昼ご飯を作り、島内散策を開始する。
自転車の機動力が光る。
ただ、坂道が非常に多い。当たり前だが。斜度もなかなかある。体力のない同行者は自転車を押し歩きだした。
とりあえず温泉三か所をめぐる。
火山島の硫黄島は温泉がいっぱいだってWikiが言ってた。坂元温泉、ウタン浜温泉、東温泉の三つの温泉があるってGoogleが言ってた。 しかし、現実は、東温泉しか入れなかった。
しかし、夕日に照らされた美しい海岸線が拝めたので良しとしよう。
この日は風も強く、気温も低かったので温泉は入らず。
島民と触れ合いたいと思いながら散策するが、出歩く人がまるでいない。無人島だといわれてもあまり疑問を抱かないだろう。
そんな感じなので、夜は星が素晴らしかった。 満天の星空‼ 輝北より、えびの高原より、湧水町よりも星がきれいだった。
12月31日 2日目
今日やることは入浴。あとは恋人岬に行くこと。晴れてたら星も撮りたいな
東温泉の泉質はよくわかりませんが、湯の沸きだし口には硫黄の結晶が。
指がぬるぬるした
天然温泉なので入浴料なし、湯船のみ 海で軽く体を流して、入浴
気ん持ちいぃ~
恋人岬にはきれいな岬橋がかかっていた。それだけ。
1月1日 3日目
初日の出を見に行ったら島の人も来ており、御神酒が振る舞われていた。私も頂き、初詣を済まし、
登山した。
稲村岳というこの山、地図上では遊歩道があることになっているが、それは遊歩道と言うにはあまりに急登。壁かと思うくらいの斜度に生い茂る竹。降りてきたころには疲労困憊。この日はこれで終わってしまった
1月2日 4日目
硫黄島から隣の黒島へ。
海は荒れに荒れ、同行の友人は完全にK.O(笑)
2時間後、船は大里港に着岸した。早速黒島を散策する。黒島は硫黄島よりもかなり山がちだ。リトル屋久島という形容がぴったりだ。コンクリートで舗装された道が島中に張り巡らされている。硫黄島より整備された感じだ。
冠岳に上ってみた。 頂上について僕等は声を上げた。
断崖絶壁。ダイナミーック‼
離島生活最後のご飯は残った食料を豪華に使った鍋‼絶品‼
旅行後記
硫黄島はよく踏みしめられたダートがいっぱいで、グラベルロードにピッタリ‼
夏はマリンスポーツで大盛り上がり!!
三島村には島それぞれに固有の伝統行事がある。
しかし、人口減少などにより、祭りもいつまで続けられるか分からない。今年中にもう一度行きたい。
三島村公式サイトhttp://mishimamura.com/
竹島、硫黄島、硫黄島港。
硫黄島港は海底から温泉が湧いているので褐色の濁りが生じている。
昼食の麻婆豆腐
東温泉。海から1メートルの所に湯船が作ってある。
温泉の湧き出し愚痴には硫黄の結晶が見られた。
ウータン浜。干潮時に海岸を掘ると温泉が湧き出てくる。
今回はご覧のように荒れ模様。見送らざるを得なかった。
硫黄島北側から開聞岳を望む。
温泉が湧き出て乳白色に染まる海。平家城跡より
朝起きると、クジャクが走り回っていた。異様な光景に幻覚かと思った
東温泉に入浴。すぐ近くを漁船が通るのでかなり恥ずかしかった。もちろん、全裸である。
恋人岬には赤い岬橋が架かっている。これがまた美しい。
恋人岬の根元の方では牛を飼っていた。
また、恋人岬からの星景色は格別である。